相続人が22名!!
祖父名義の土地の名義変更を放置していた件

事例

依頼者はお寺の住職のAさんでした。
寺の敷地内の土地や建物は現状は宗教法人名義に変更されていたのですが、その中で1筆の土地だけ名義変更を忘れたまま放置されており、Aさんの祖父名義のままになっていました。
Aさんも80歳近くのご高齢だったので、Aさんの祖父は明治生まれで子孫も多く、相続人の数もかなり多いことが予想されました。
なんとかこの土地の名義を他の土地や建物のように宗教法人名義にできないかというご相談でした。

当事務所で解決

まずは相続人を確定しなければ始まりませんので、戸籍の取り寄せ作業から入りました。
明治時代の戸籍から集めますのでその数もさることながら、昔は手書きの戸籍ですので慣れていないと解読することも出来ません。
戸籍を集め終わって、確認すると代襲相続や数次相続も発生していたので相続人が合計22名になっていました。
Aさんに協力してもらい、各相続人へ連絡をとって、本件の事情を説明し協力を仰ぎました。
幸い、本件の土地は墓地であり、財産価値もなかったので相続人全員が快諾してくれました。
あとは全員から遺産分割協議書に署名と実印で捺印をもらうのですが、これがかなりのボリュームです。
書類への署名捺印が調って、まずはAさん名義に相続による名義変更登記を申請しました。
補正もなく、無事に登記は完了して、最終段階である宗教法人名義への変更登記です。
登記はきちんとした法律原因があって、その結果を書面に反映する作業です。
まずはAさんの祖父からAさんへ『相続』を原因として名義を変更しました。
次はAさんから宗教法人へ何を原因で名義を変更すれば良いのでしょうか。
今回は無償で『寄付』することとなったので、登記原因を『寄付』として、宗教法人へ名義を変更しました。
このあたりは税務もからむ問題があるので、漫然と行ってはいけません。税理士とも相談しながら進めました。
ご相談から約4ヶ月かかって、本件は無事完了しました。

この記事を書いた人佐伯知哉(さえきともや)司法書士紹介ページ

司法書士さえき事務所の代表司法書士。
主に相続関係の手続き、相続の生前対策(遺言・家族信託など)、不動産の登記、会社法人の登記を中心に業務を行っております。今後はさらに遺産相続問題に先進的に取り組む事務所を目指しています。

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